特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の同市内にある本部事務所の跡地を、生活困窮者の支援に取り組んでいるNPO法人「抱樸」(同市)が購入することで基本合意したことが6日、関係者への取材で分かった。抱樸は跡地を生活困窮者の支援や子ども食堂の運営、高齢者の居場所づくりといった福祉拠点として活用する方針だ。
北九州市は、「暴力団の街」という印象を持たれていることを懸念。工藤会の本部事務所が福祉拠点に転換することで、イメージアップに期待感を示す。
市と福岡県暴力追放運動推進センター、工藤会側は昨年9月、県内の民間業者が約1億円で跡地を購入することで合意していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース